【小数÷分数】小数と分数が混じった計算のやり方

記事を読む前に、こちらの動画を見ると、
記事の内容が分かりやすくなります。

小学6年生の「分数の割り算」で、

小数と分数が混じった計算が出てきます。

この【小数と分数が混じった計算】のやり方を忘れてしまう子が多いので、

今回は、小数と分数が混じった計算のやり方について解説していきます。

小数を分数に直す

今回は、0.5÷4/3で説明していきます。

0.5÷4/3のままだと計算が大変なので、

小数の0.5を分数に直します。

0.5=5/10

ですよね。

小数を分数に直すのが難しい子は、

0.1=1/10

0.2=2/10

と確認していき、

「じゃあ、0.5は何分の何?」

とやっていくと、小数を分数に直すやり方を覚えやすくなります。

話を戻すと、

0.5÷4/3の0.5を分数に直したので、

 0.5÷4/3
=5/10÷4/3

という式になります。

先に約分をする

このまま計算してもよいのですが、

分数の計算は、計算前に約分をしておくと、その後の計算が楽になります。

今回の問題だと、

 0.5÷4/3
=5/10÷4/3

の5/10を約分します。

約分って何?って方のために、約分について説明すると、

ということです。

5/10の分母は10、分子は5

10と5は両方とも5で割れるから、

10÷5=2

5÷5=1

つまり、5/10=1/2ということです。

先程の式に表すと、

 0.5÷4/3
=5/10÷4/3
=1/2÷4/3

になります。

分数の割り算をする

あとは、分数の割り算をするだけ。

念のため、分数の割り算のやり方を確認すると、

分数のわり算のやり方は、

です。

後ろにある分数は、今回の問題だと、

 0.5÷4/3
=5/10÷4/3
=1/2÷4/3

の4/3の部分です。

つまり、

 0.5÷4/3
=5/10÷4/3
=1/2÷4/3
=1/2×3/4

になります。

あとは、分数のかけ算をやるだけ。

こちらも、念のため確認しておきますが、

分数のかけ算のやり方は、

です。

今回の問題の、

 0.5÷4/3
=5/10÷4/3
=1/2÷4/3
=1/2×3/4

だと、

分母同士をかける→1×3=3

分子同士をかける→2×4=8

 0.5÷4/3
=5/10÷4/3
=1/2÷4/3
=1/2×3/4
=3/8

になるということです。