【小学生算数】割引前の値段(元値・定価)を求める計算方法
記事を読む前に、こちらの動画を見ると、
記事の内容が分かりやすくなります。
割引前の値段(元値)を求める例題【100%は何か理解する】
全品30%引きセールをしている店で、割引後の値段が1400円の洋服を買いました。割引前の値段はいくらですか?
このような問題の解き方を説明していきます。
まず、このような割引の計算は、何が100%なのか理解しなくてはいけません。
今回の問題ですと、
30%引き後の値段が1400円だから、割引前の値段(元値)が100%
ということを理解しなくてはいけません。
30%引き後の値段とは?
次に30%引き後の値段について理解しないといけません。
30%引きとは、100%から30%引くことですよね。
それを式にして表すと、
100%-30%=70%
ということになります。
つまり、
30%引き後の値段=70%の値段
だということです!
今回の問題は、
「割引後の値段が1400円」
ということなので、
割引前の値段(元値)の70%が1400円
ということです。
割引前の値段(元値)の求め方
今までのことをまとめていくと、
・割引前の値段(元値)が100%
・30%引き後の値段とは、元値の70%のこと
・割引前の値段(元値)の70%が1400円
ということでした。
そして念のため書いておきますが、
割引計算するには、%を割合に直して計算しなくてはいけません。
割合とは、%を整数や小数に表したものです。
この部分が分からない方は、こちらの記事をお読みください↓
本題に戻ります。
%の量を求める時は、%を割合に直したものを100%のものに掛け算すれば出るので、
割引前の値段(元値)×0.7=1400
(割引前の値段(元値)の70%は1400円だということ)
ここで式が長くなるので、割引前の値段(元値)は□とします。
さきほどの式に□を使うと、
□×0.7=1400
□を求めるには、×0.7の反対のことを1400にすればよいので、
1400÷0.7=□
□=2000
答え2000円
ということになります。