【小5】約数の求め方(基本)
記事を読む前に、こちらの動画を見ると、
記事の内容が分かりやすくなります。
小学生の5年生で約数を勉強します。
今回は、約数の基本的な求め方について説明していきます。
約数とは?
まずは約数の意味について説明します。
約数とは、ある数を割り切れる整数のことです。
6で説明していきます。
6を割り切れる整数は、
6÷1=6
6÷2=3
6÷3=2
6÷6=1
なので、
6の約数は、1、2、3、6になります。
約数の求め方
次に約数の求め方についてです。
約数の求め方は、1から順に割っていって見つけていく方法が、
基本的な求め方ですが、
もう少し早く求めることができる方法を紹介します。
32の約数で説明していきます。
手順①
どんな数でも1で割り切ることができるので、約数に1を書く
32÷1=32
約数→ 1
手順②
同じ数なら割り切ることができるので、32を約数に書く
32÷32=1
約数→1 32
手順③
2で割り切れるか確かめる→割り切れるので、2を約数に書く
32÷2=16
約数→ 1 2 32
手順④
2で割った時の答え16も約数なので、16を約数に書く
32÷16=2
約数→ 1 2 16 32
手順⑤
3で割り切れるか確かめる→割り切れない
手順⑥
4で割り切れるか確かめる→割り切れるので、4を約数に書く
32÷4=8
約数→ 1 2 4 16 32
手順⑦
4で割った時の答え8も約数なので、8を約数に書く
約数→ 1 2 4 8 16 32
手順⑧
5で割り切れるか確かめる→割り切れない
6で割り切れるか確かめる→割り切れない
7で割り切れるか確かめる→割り切れない
8は約数として書いてあるから、ここでおしまい
32約数→ 1 2 4 8 16 32
これが約数を早く求めるやり方です。
約数の確かめ算
さて、約数を求め終わった後に、
書いた約数に抜けているものがないか確かめる方法があります。
それは、
約数同士を両端から掛ける方法です!
先程の32の約数を使って説明していきます。
32の約数はこれでした↓
32約数→ 1 2 4 8 16 32
まずは、32の約数の両端の1と32を掛けます
1×32=32
1と32は使ったので、次の両端の2と16を掛けます。
2×16=32
最後に残っている4と8を掛けます
4×8=32
このように、掛けた答えが32になっていれば、
約数に抜けがないということになります!